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宮若市に加工専門工場を新設 三興バルブHD


週刊経済2023年10月17日発行号

12月竣工予定

管工機材や住設機器販売の三興バルブホールディングス㈱(福岡市博多区石城町、長﨑洋也社長)は宮若市上大隈に、配管部材加工に特化した新工場を建設している。12月に竣工予定。
2020年10月に設立した、配管部材の加工や図面作成事業を手掛けるグループ会社㈱エフライズの工場で、今回現工場が手狭になったため新設する。場所は、ハヤテレ九州㈱福岡工場近く。敷地面積は約1万4850㎡、延べ床面積は約1980㎡で、スタッフは10人以上配置する予定。長﨑社長は「これまで販売業のみだったが、現場に合わせた加工品の提供も開始し受注量が増えている。今後も加工や図面、エンジニアリング関連の事業を伸ばしていきたい」と話している。
同社は1947年創業。2019年1月に三興バルブ継手㈱、武蔵鋼管㈱、㈱協和商会の3社で三興バルブHDを設立し、ホールディングス体制に移行した。資本金は4500万円。従業員数は275人(グループ)。22年12月期グループ売上高は149億円。