宮崎市吉村町に宮崎営業所を移転　山下医科器械

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週刊経済2023年9月20日発行号

災害時の安全対策で

医療機器販売の山下医科器械㈱（福岡市博多区下川端町、山下尚登社長）は９月４日、宮崎営業所（宮崎市稗原町）を同市吉村町大田ケ島に移転した。
宮崎港から７００ｍほどの位置にあった従来の事務所が、ハザードマップの津波浸水エリアかつ大淀川の氾濫の影響が懸念されるエリアであったことから、安全対策上の観点から内陸部に移転した。場所は公園「江田原ふれあい広場」西側。平屋建てで、事務所面積は旧事務所の約２倍となる３４０㎡。営業車を停める駐車スペース２５台分も確保した。在籍スタッフは２０人。同社は「安全かつ交通アクセスもよい立地。移転により事務所スペースの手狭さも解消したことから、心機一転業務にあたることができる」と話している。
同社は１９２６年８月創業。資本金４億９４０２万５千円。