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宮崎市中央通りにカラオケ店と居酒屋をオープン ボナー 9月末に
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カラオケボックス、飲食店を経営する株式会社ボナー(北九州市小倉北区熊本二丁目、内山孝子社長)は、九月二十九日に宮崎市中央通りにカラオケ店、同三十日に居酒屋を出店した。
場所は「MRT宮崎放送」近くの「東洋ビル」の一・二階。店舗名はカラオケ店が「コロッケ倶楽部宮崎中央通店」。店舗面積は九百五十七平方メートル、客室数は三十六室、スタッフ数は十九人(うち社員は四人)。客単価は千五百円に設定し、初年度の売上高は一億四千万円を見込んでいる。同グループでは「飲食店が集積する市街地への出店で顧客の囲い込みを強化したい。新店舗は内装にこだわり、これまでのカラオケ店のイメージを覆す雰囲気は、コロッケ倶楽部の既存店とも一線を画している」と話している。
同ビル一階に出店した居酒屋の店舗名は「福蔵(ふっくら)中央通店」。店舗面積は二百六十四平方メートル、客席数は百五席、スタッフ数は十三人 (うち社員は三人)。メニューは「アキタコマチ」を一〇〇%使用してかまどで炊き上げたご飯と既存店で人気のある創作和食を中心に六十品目を揃えている。客単価は三千円に設定し、初年度の売上高は一億五千万円を見込んでいる。
同社では「かまどで炊く美味しいご飯をピーアールし、近燐の居酒屋 との差別化を図っている」と話している。
北九州市八幡西区に新業態のイタリアレストラン
また、同社は十月五日、北九州市八幡西区養福寺に新業態のイタリアレストランを出店した。
カラオケレストランと居酒屋で培ったノウハウを生かし、ランチタイムの需要を取り込める郊外型の店舗を開発した。店舗名は「伊太利亜料理ボナセーラ」。店舗面積は二百六十四平方メートル、客席数は九十席。メニュー数はフードが五十五品目、ドリンクが三十品目。スタッフ数は十九人(うち社員は四人)。客単価は千三百円に設定し、初年度の売上高は一億円を見込んでいる。
同社では「その場で生地を作り、釜で焼く本格的なナポリピザと地元の無農薬野菜を使用したサラダバーが低価格で楽しめる」と話している。
同社は医療福祉、飲食業、不動産業を手掛けるウチヤマグループ(内山文治代表)の飲食事業部門で、一九八四年十月設立、資本金は五千万円、〇四年一月期の売上高は七十七億円。九州一円、山口エリアでカラオケ「コロッケ倶楽部」と居酒屋・レストラン合わせて七十二店舗を展開している。
2004.10.19 発行 週刊経済より