NEWS

  • 地域

宮崎市に13階建てホテルオープン ディックスクロキ    一定期間運営後、投資家へ販売も


 賃貸マンション企画・開発の株式会社ディックスクロキ(福岡市中央区高砂2丁目、板倉雅明社長兼COO)は、このほど、宮崎市に建設していた13階建ての「ホテルパッシオーネ宮崎」を完成させ、5月30日にオープンした。
 今回初めて、用地取得から建設までを手掛けた。場所は同市橘通東1丁目、宮崎県庁斜向かい。JR宮崎駅に近く、繁華街までも徒歩圏内にある。敷地面積約975平方mで、延べ床面積は約4510平方m。客室は、18平方mのデラックスシングルが83室、15・3平方mのスタンダードシングル(シャワーユニットのみ)が68室、26・4平方mのツインが4室、18平方mのユニバーサルルームが1室の合計156室。座席数52席のレストラン「CAFEKURO」や、36台収容のタワー式駐車場も完備する。メーンターゲットをビジネス客に設定するものの、リゾート気分を満喫できるような内装にし、レジャーユースにも対応する。料金(一泊朝食付一室)は、8000円(スタンダードシングル)、1万3500円(デラックスシングル)、2万円(ツイン)など。同社のほか株式会社セイビ九州(福岡市博多区、森永幸次郎社長)が運営する。ディックスクロキは、一定期間の稼働実績をあげた後に、投資家へホテルを販売する考え。同社は、1991年3月設立。資本金3億5002万円。08年3月期の売上高は268億100万円。従業員は102人。板倉社長兼COOは、福岡市出身、68年4月9日生まれの40歳。福岡県立福岡工業高校卒。趣味はゴルフ。