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客室向けに地ビールのテークアウトサービス ホテルオークラ福岡


週刊経済2021年10月5日発行

価格は1200円から

㈱ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町、髙栁健二社長)は、9月から館内で醸造しているクラフトビール「博多ドラフト」を客室向けにテークアウトするサービスを始めた。
コロナ禍に伴う営業時間の短縮や店舗業態の見直しを背景に、宿泊客に対する新たなサービス向上の一環として取り組むもの。同社地下1階で醸造している「博多ドラフト」を対象に、テークアウトおよび客室までのデリバリーサービスを実施する。種類はケルシュビール「アルス」、アルトビール「シェーンアルト」、スタウトビール「ダイコク」の3種類。長時間の保冷と炭酸飲料の密閉ができるステンレス製ビール専用水筒「グラウラー」(館外への持ち出し不可)にサーバーからビールを注ぎ、提供する。価格はテークアウトの場合で1200円(容量は950㎖、税込)、デリバリーの場合は2千円(同)。店舗「オールデイダイニング カメリア」で受け付ける。なお、提供時間は午前7時〜午後8時まで。
同社では「客室でいつでも注ぎたてのビールをお楽しみいただける。デリバリーご希望の場合は、ご指定の時間に専用グラスとともにお持ちするサービスとなっている」と話している。