客員教授に照明デザイナー・松下美紀氏　福岡女子大学

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感性磨く人材育成強化

公立大学法人福岡女子大学（福岡市東区香住ケ丘１丁目、梶山千里理事長・学長）は１２月１日、客員教授に㈱松下美紀照明設計事務所社長兼照明デザイナーの松下美紀氏を任命した。

同学では「次代の女性リーダーを育成」を建学の精神に、学問だけでなく幅広い見識や感性を身に付ける人材育成に注力している。その一環として博多駅前広場の光環境計画をはじめ、重要文化財の照明デザインや光環境創出など国内外で活躍する松下氏を客員教授に迎えた。任期は１２月１日から２０１９年３月末まで。１２月４日には同学のイルミネーション点灯式で辞令交付式を行った。

松下氏は熊本市出身。１９８９年松下美紀照明設計事務所設立。日本全国のプロジェクトへ参画し、重要文化財の照明デザイン、国立公園やまちの照明ガイドライン制作、教育、文化、医療施設、交通機関から商業施設まで幅広い分野の光環境を創出。また９３年からはタイや韓国、中国、台湾など福岡を中心に約３５００㎞圏内のアジア諸国でも照明デザインを手掛けている。

2017年12月26日発行