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実証実験支援事業に民間プロジェクト11件採択  福岡市と福岡地域戦略推進協議会


アグリテック分野

福岡市と福岡地域戦略推進協議会(略称FDC、福岡市中央区天神1丁目、麻生泰会長)は10月28日、「福岡市実証実験フルサポート事業」における11件の採択プロジェクトを発表した。
同事業では、社会課題の解決や市民生活の質の向上などに繋がる民間プロジェクトに対して実証実験フィールドの提供・あっせんをはじめとした支援をしている。今回、2019年度第1期として、アグリテック(最先端テクノロジーを農業に応用すること)やAI多言語音声翻訳システムなどを展開する民間プロジェクトを募集。アグリテック分野で5件、AI多言語音声翻訳システムで4件、そのほか2件の計11件を選定した。
採択プロジェクトは次の通り。
アグリテック▼データテクノロジー㈱による「次世代型統合環境制御機を活用したスマート農業と国土強靭化の融合」、㈱HACCPジャパンによる「細菌数の迅速検査によるブランド向上プロジェクト」、㈱ルートレック・ネットワークスによる「土壌環境の見える化とAI制御による土耕イチゴのかん水施肥技術の確立」、ディーピーティー㈱による「ハウス内環境測定制御装置導入による生産性向上」、㈱シェアグリによる「シェアグリ(農家さんの人手不足解消と関係人口創出プロジェクト)、AI多言語音声翻訳システム▼㈱アドバンスト・メディアによる「多言語翻訳アナウンスサービスAmiVoice TransGuideを活用した窓口対応」、凸版印刷㈱による「AI多言語音声翻訳アプリを活用した窓口サービス向上のための実証実験」、日本電気㈱九州支社による「AI多言語音声翻訳システム実証実験」、㈱日立ソリューションズ西日本による「AI多言語音声翻訳システム実証実験」、その他▼㈱tsumugによる「空室問題改善プロジェクト」、サウレテクノロジー㈱による「超距離型光無線通信を活用した福岡城さくらまつり実証PROJECT」

20191119日発行