NEWS

実習船「進洋丸」の多目的利用に関する連携協定 NTTドコモ九州支社と宮崎海洋高校


週刊経済2021年4月6日発行

船舶のポテンシャル活用

㈱NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、齋藤武執行役員支社長)と宮崎県立宮崎海洋高等学校(持永一美校長)は3月24日、実習船「進洋丸」の多目的利用推進に関する連携協定を結んだ。
宮崎海洋高校は、実習船「進洋丸」を生徒の乗船実習以外の期間に広く県民に開放し、青少年の育成事業などに有効活用するとともに、海や船について学習する機会を提供してきた。一方、ドコモは災害に強い通信ネットワークの構築や可搬型の臨時基地局設備の配備、無料充電サービスなど地域の防災力強化、地域住民の安全の確保に向けて取り組んでいる。今回、輸送機能や発電機能など船舶が持つ高いポテンシャルを活用し、災害時での通信確保の取り組みなど「進洋丸」の新たな価値創出をめざして、相互に協力して取り組みを進めていくことに合意し連携協定を締結した。連携事項は、自然災害その他有事における「進洋丸」の有効活用および「進洋丸」のICT環境整備。その他、「進洋丸」のさらなる有効活用など。