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定額制デイユースプランを発売 JR九州ホテルズ


週刊経済2021年3月16日発行

販売期間は4月30日まで

JR九州ホテルズ㈱(福岡市博多区博多駅前2丁目、松本淳也社長)は2月15日から、運営10施設を対象とする定額制のデイユースプラン「マイオフィスパス」を発売した。
新型コロナの感染拡大防止や働き方改革の一環でテレワークを推進する企業が増える中、リモートワークや出張先のワークベースなど、サードプレイスとしてのホテルの需要を見込む。定員は1人。リーズナブルな料金で仕事の場を提供することを目的としており、寝具や一部アメニティ、バスタブ、シャワーの利用は不可。全室Wi‐Fiに対応しており、加湿機能付き空気清浄機を備える。初回利用日から2カ月間、最大10回の利用が可能で、利用可能時間帯は午前8時〜午後7時まで。料金は5時間プランが2万5千円(税込み)、9時間プランが3万9千円(同)。対象ホテルはTHE BLOSSOM(HIBIYA、HAKATA Premier)、JR九州ホテルブラッサム(新宿、博多中央、福岡、大分、那覇)、JR九州ホテル(長崎、宮崎、鹿児島)。HIBIYA、新宿は1回の利用で2スタンプ、その他は1スタンプを押印し、最大10スタンプまで利用できる。販売期間は4月30日までで、購入特典としてさらに1回分の利用が可能。個人利用に加え、企業・団体の購入にも対応する。
同社では「首都圏を中心に、客室をワークスペースとして活用する動きが広がりつつある。九州各地に展開していることを強みに、出張などで各拠点を巡る企業などに活用していただきたい」と話している。