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宗像産あなごを活用した産学連携商品を開発 福岡女子大学


宗像市との包括的連携協定の一環

公立大学法人福岡女子大学(福岡市東区香住ヶ丘1丁目、梶山千里学長)はこのほど、宗像漁業協同組合やだしメーカー、㈱博多の味本舗(那珂川市中原6丁目)と連携し、「宗像産あなご」を活用した「あなごだし」を開発した。
昨年3月に宗像市と締結した包括的連携協定の活動の一環。あなご加工後に残る骨と頭を活用し、独自加工で臭みを消すことに成功したという。開発期間1年半で、同大学の石川洋哉准教授のほか、研究室4年生の渡邉聡美さんも分析や試食、ラベル製作など開発に関わった。10月から道の駅むなかた、鐘の岬活魚センター(宗像市)で販売されており、価格は1080円(1パック10包入り)。石川准教授は「深みのある繊細な味に仕上がっているので、機会があれば一度ご賞味いただきたい」と話している。

2018年11月27日発行