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宗像市大島の宿泊施設をリニューアル ローカルツーリズム


週刊経済2022年9月6日発行

設備充実を図る

地域創生を目的とした投資・企画開発支援などのローカルツーリズム㈱(福岡市中央区天神1丁目、糀屋総一郎社長)は8月16日、宗像市大島で運営する宿泊施設「STAY&ACTIVITIES MINAWA」をリニューアルした。
今回、たき火のできるファイヤーピットを新たに設けたほか、浴室の壁面と床タイルを改修した。「STAY&ACTIVITIES MINAWA」は、2019年8月にオープンした1日1組貸し切り専門のゲストハウス。2階建てで、延べ床面積は約100㎡、最大6人まで宿泊可能としている。世界遺産の沖ノ島に最も近い宿泊施設であるのが特長。さらに今秋をめどに、外壁の塗装のほか、サウナ室の新設を予定。また、出張料理人プランの導入も検討している。
糀屋社長は「今後、ヨガや野草茶、トレッキングなどの心身ケアのコンテンツをプラン化するなど、連続で宿泊してもらえるよう工夫したい」と話している。
糀屋総一郎社長は福井県出身。1978年8月17日生まれの44歳。慶應義塾大学法学部法律学科卒。趣味はポーカー。
同社は2021年7月設立。資本金200万円。宗像市大島では「MINAWA」のほかに、イベント・ワークショップの開催やシェアキッチンなどの利用ができるコミュニティスペース「umiba(ウミバ)」を運営。また、島の素材から商品開発しており、第1弾としてジビエや魚介の無添加ペットフードを販売している。