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宗像・沖ノ島と関連遺産群へのアクセスを向上 西日本鉄道グループ


増便やラッピング車投入

西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)と子会社の西鉄バス宗像㈱は、今年7月に世界文化遺産に登録された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」における交通アクセス向上への取り組みを推進している。

宗像大社および大島へ渡るフェリー乗場(神湊波止場)へは福岡市内から直通の特急バス「むなかた号」、大島島内では大島観光バス「グランシマール」を運行。世界文化遺産登録を受け、むなかた号の利用人員は前年比 199・5%、グランシマールの利用人員は世界遺産登録前と比べると184・1%と大幅増となっているため、グランシマールは7月15日から増便するとともに、8月11日から大島のイメージである「海」をテーマにしたラッピングを施すなど、分かりやすさを提供する取り組みを推進している。また、観光客が利用しやすく、お得に世界遺産を楽しんでもらうため、宗像市や地元の施設と連携し、福岡市内から大島までの乗車券や昼食券・お買い物券が1つになった「むなかたきっぷ(大島)」も販売している。

2017年8月22日発行