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完全子会社2社間で吸収合併 ウチヤマHD


週刊経済2024年10月2日発行号

1月1日付、㈱さわやか倶楽部を存続会社に

介護事業やカラオケ、飲食事業を展開する㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)の完全子会社で介護事業の㈱さわやか倶楽部(同所、山本社長)は2025年1月1日、カラオケ、飲食事業の㈱ボナー(同所、歌野繁美社長)を吸収合併する。
9月19日の取締役会で決議したもので、経営資源の有効活用を目的に、24年3月期決算で売上高が228億3014万円と過去最高を更新した介護事業を軸に組織運営のさらなる効率化を図る。㈱さわやか倶楽部を存続会社とし、消滅会社の㈱ボナーが担ってきたカラオケ・飲食事業、不動産事業はさわやか倶楽部の事業部門となり、ホールディングス傘下がさわやか倶楽部1社になる。また、DX化や人材育成を進めてきた介護事業のノウハウをカラオケ、飲食事業に還元する狙いもある。今回の合併で、さわやか倶楽部の社名、本社所在地、代表者、資本金、決算期に変更はなく、25年3月期の連結決算に与える影響は軽微という。
㈱さわやか倶楽部は2004年12月設立。資本金1億円。介護付き有料老人ホームなど介護施設を全国117カ所196事業所で展開しており、24年3月期の売上高は230億3797万円。
㈱ボナーは1994年6月設立。資本金1千万円。カラオケ店「コロッケ倶楽部」を全国71店舗、飲食店10店舗運営中で、24年3月期売上高は57億8649万円だった。