宇美工場に本社屋を建設　昭和鉄工

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完成は11月1日

熱源・空調機器・鋳物メーカーの昭和鉄工株式会社（福岡市東区箱崎ふ頭3丁目、福田俊仁社長）は、糟屋郡宇美町の宇美工場内に本社屋を建設している。完成は11月1日。

熱源や空調機器などの主力工場に本社機能を移すことで経営資源の有効活用や固定費削減を図るもの。場所は同社宇美B工場北側、日建リース工業の南側で駐車場に建設している。敷地面積は7万9621平方m、建築面積は481平方m、2階建てで延べ床面積は905平方m、1階にショールームを併設する。現本社の活用方法は検討中。同社では「本社機能と製造開発部門、営業部門の連携を強化し、さらなる経営効率化を図る」と話している。

同社は1883年創業、1933年4月設立。資本金は16億4100万円。2017年3月期売上高は198億100万円。関連会社は昭和ネオス株式会社、昭和トータルサービス株式会社、大連氷山空調設備有限公司。出先は古賀、宇美、北海道工場のほか11営業所。従業員は316人。福田社長は福岡県出身、1954年9月28日生まれの62歳、福岡大学工学部卒。

2017年5月30日発行