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宅配物の職場受け取り奨励制度を開始  東京のボーダレス・ジャパン    福岡オフィスなどで


 ソーシャルビジネスを展開する株式会社ボーダレス・ジャパン(東京都新宿区、田口一成社長)は3月17日、福岡・天神オフィスと同社が運営する各事業所・店舗での個人宅配物の職場受け取り推奨制度を開始した。
 運送業界におけるドライバーの過剰労働問題の解消を目指すもので、深刻化する現状を受け、福岡・天神オフィスをはじめとする国内各事業所・店舗での導入に至った。これにより、勤務時間内に限り同社のグループ企業の正社員やアルバイトスタッフの宅配物受け取りを推奨していく。同社では「宅配事業者の労働負荷の改善だけでなく、宅配便トラックの再配達件数を減らすことでCO2の削減も期待している。今後、多くの企業がこの制度を奨励していくことで、運送業界の労働問題、ひいては環境問題が好転していくきっかけとなってほしい」と話している。