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宅建士などの個別指導塾事業を開始 九州エコ・シティ


11月1日から

建設業の㈱エコ・シティ(田川市上本町、荒木太一社長)は、11月1日から宅地建物取引士や行政書士の資格取得に関する個別指導塾事業を開始する。

同社は現在、櫻木行政書士事務所(櫻木浩一代表)と同一建物の同一フロアに入居しており、空きスペースを有効活用する新事業として開始するもの。荒木社長が塾長に就任し、宅建士と行政書士の両資格を保有する櫻木浩一代表が講師を務める。塾の名称は「にこにこすくーる」。カリキュラムは、宅建士が週2講義、行政書士が週1講義のペースで構成。期間はそれぞれ来秋にある資格試験までの約1年間で、宅建士が計約80講義、行政書士は臨時的なものを含めて約60講義を予定している。教材は、市販のテキストと独自で制作するレジュメ資料を使用することで、年間受講料が15万〜18万円と比較的低価格に設定する。定員は5〜6人。荒木社長は「今回の塾開講を人脈作りにも役立てたい。価格面や個別指導にこだわったコンセプトで差別化し、受講者を募る」と話している。

同社は、2011年6月設立。資本金500万円。従業員は3人。2017年6月期の売上高は4億円。

2017年10月17日発行