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学童保育事業への参入を検討  全教研    現在市場調査を継続


 学習塾運営の株式会社全教研(福岡市中央区赤坂1丁目、中垣一明社長)は、新規事業として学童保育事業への本格参入を検討している。
 共働き世代や、ひとり親家庭の小学生を預かる学童保育の需要が高まっている中、学習塾運営で培ったノウハウを生かした展開で新たな収益基盤の確立を図る。すでに「全教研中津教室」では、昨夏から独自のプログラムを使った学童保育を実験的に開始しており、今後は現在進めている都心部でのマーケティング結果とも照らし合わせながら、まずは早期に福岡市内での事業化を目指す。
 中垣社長は「今のところ既存教室の活用は考えていない。福岡市内の複数カ所が候補地として上がっており、あらゆる視点から慎重に可能性を模索していきたい」と話している。