学生ベンチャー育成プログラムの支援対象決定　福岡大学

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週刊経済2022年11月8日発行

ヨガスタジオや着物リメイクプロジェクトなど６件

福岡大学（福岡市城南区七隈８丁目、朔啓二郎学長）は、学生向けの起業支援プログラム「福岡大学 学生ベンチャー育成プログラム」について、このほど６件のプロジェクトの支援を決定した。
同大学は今年度から学生を主体とするベンチャーを育成し、大学発ベンチャーの振興を図るため、福岡大学産学連携協議会（※）と連携して、起業を目指す学生（グループ）に対して起業支援のためのプログラム「福岡大学 学生ベンチャー育成プログラム」をスタートした。今年度は１１件の応募があり、学内外から構成する審査委員による書面審査、面接審査（プレゼンテーション）を経て、６件のプロジェクト支援を決めた。今後は選抜した学生（グループ）に対して起業準備に必要な資金を支給するとともに、コーディネーターが伴走し、福岡に在住するメンターの助言・サポートなどによりビジネスプランの具体化を支援していく。また、年度末にはプログラムを経て報告会を実施し、事業化に向けてさらなる継続的な支援をしていく。
今回、選ばれたプロジェクトは①オンラインヨガスタジオ「ＴＨＡＮＫＳ ヨガアカデミー」②コーヒー１杯から始める街の豊かさの創造と拡大③若年性認知症当事者と企業のマッチング・就労支援④着物リメイクプロジェクト⑤捨てられる着物を救出⑥シェアスペ。
※福岡大学産学連携協議会は、大学卒業生が経営に携わっている企業のネットワークを形成し、福岡大学と企業との連携を図るため、２０１４年１１月に設立。産学連携、人材育成、ビジネス振興を目標に相互の親交を深める活動を実施し、現在では百社以上の企業が参加している。