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子犬丸・直江の町有地6594㎡を売却 吉富町
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週刊経済2023年9月12日発行号
最低売却価格は4千万円から
吉富町(花畑明町長)は9月1日、同町子犬丸および直江にある町有地2物件を公募型プロポーザル(事業企画提案)方式に基づき、一括売却することを明らかにした。
同町における「若者世代・子育て世代」を中心とした定住人口の増加を図り、未利用町有地を民間事業者に売却することで有効な土地活用による居住環境の整備を行うのが狙い。仔犬丸物件の所在地は県道221号(吉富港線)沿いの林歯科医院近く、玄光院ふれあい公園の東隣。直江物件の所在地は県道113号(中津豊前線)沿いの住宅型有料老人ホーム「だんらん」から約200m南西側の県営住宅跡地。売却予定面積は仔犬丸が3674・5㎡、直江が2919・8㎡の計6594・3㎡。最低売却価格は4千万円。
宅地分譲計画に関する条件は①戸建住宅用地または併用住宅用地の分譲を目的とした計画とすること(ただし、直江物件については集合住宅建設も可とする)②分譲価格は国土交通省が公示する地価公示などを参考とし、周辺の土地取引に影響を与えない価格設定をすること③若者世代・子育て世代を基本とした販売計画とすることなど。参加表明書の提出期間は9月29日まで。企画提案書などの提出期限は10月27日まで。今年11月初旬にプレゼンテーション・ヒアリングを実施し、11月中旬に審査結果を通知する。売買代金納付と土地引き渡しは12月中旬の予定。詳細は総務財政課まで。