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子会社2社を統合、グループを再編 梅の花
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丸平商店とグッドマークトレーディング
湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する㈱梅の花(久留米市天神町、梅野重俊会長兼CEO)は8月7日の取締役会で、それぞれ100%子会社である㈱丸平商店(山口市秋穂二島、尾﨑清隆社長)と㈱グッドマークトレーディング(久留米市天神町、的場壽和社長)を合併することを決定した。丸平商店が存続会社となる吸収合併で、10月1日付で実施予定。
グループの統合再編に伴い、業務合理化と効率化によるコスト削減を図るため。合併後、グッドマークトレーディングは解散する。水産加工品製造の丸平商店は1990年設立。17年9月期の売上高は8億3082万円。水産物販売のグッドマークトレーディングは2007年設立。2017年9月期の売上高は8億7715万円。2社は2016年10月に梅の花が子会社化している。合併後の本社は丸平商店本社同所に置き、代表には村山芳勝梅の花取締役が就く。
京都セントラルキッチンが完成
また、京都府綴喜郡井手町に建設していた同社最大規模の京都セントラルキッチン(CK)がこのほど完成し、8月8日から稼働した。
久留米CKに集中していた製造体制の分散によって自然災害などのリスクを回避することと、近畿・東海・北陸エリアへの配送コスト削減などを目的に建設していたもの。鉄骨2階建てで、敷地面積は1万411㎡、延べ床面積は5845㎡。総工費は31億円。スタッフ数は120人で10月以降は最大160人程度に増員する方針。同社とそのグループ会社への加工食品など140品目を製造し、供給する。工場規模が同社最大となる京都CKの完成により、老朽化していた大阪CKと小型工場の京都伏見工場は閉鎖し、京都CKに機能を移設する。
同社は1990年1月設立。資本金41億2371万円。18年9月期の売上高は327億円を見込んでいる。従業員数715人。
2018年9月11日発行