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子会社運営ファンド活用し地場企業の事業再生支援 福岡ひびき信用金庫
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週刊経済2022年2月15日発行
株式取得や経営コンサルなどを実施
福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、井倉眞理事長)は1月、取引先の生活インフラ企業に対して子会社のひびしんキャピタル㈱(同所、武吉永光社長)が運営するファンドを活用した事業再生支援を開始した。
地場中小企業への伴走支援を強化する一環で、子会社との連携で支援スキームを構築し事業再生に取り組むもの。支援先企業名は公表していない。取り組みでは2020年設立でひびしんキャピタルが運営し、同金庫も有限責任組合員として出資する「ひびき未来三号投資事業有限責任組合」を活用。同金庫からの借り入れを一部消滅させるためファンドが支援企業の株式を一部取得したほか、ひびしんキャピタルからの社外取締役の派遣、経営に関する助言や金融面の支援などを実施する計画。同金庫ソリューション営業部では「グループ一体で、地域経済の持続的発展に貢献したい」と話している。