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子会社増などで売上高が9%増の2638億円に ヤマエ久野中間決算
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218億円の大幅増収
食品関連と住宅関連を軸とした九州最大手の独立系総合問屋、ヤマエ久野㈱(福岡市博多区博多駅東2丁目、大森礼仁社長COO)の2020年3月期第2四半期(9月中間期)連結決算は、売上高が前年同期比9・0%増の2638億200万円、営業利益が63・3%増の19億7100万円、経常利益が57・2%増の22億1300万円と増収増益となった。
新規取引先の獲得と既存取引先のシェアアップなど既存事業が堅調に推移したことや、前年子会社化した企業の業績が加わったことで、218億6400万円の大幅増収となった。利益面では、グループ一丸となって販売益の確保やローコストオペレーションの追求による経費の節減に努めた結果、人手不足に起因して増加傾向にあった物流関連費用が売上高の伸び率に対して増加率が抑えられ一定の改善効果が出ていることと、昨年子会社化した企業の業績が加わったことで、営業利益、経常利益ともに大幅な増益を達成。また、四半期純利益も78・4%増の10億8000万円となった。
通期の連結業績は売上高が前期比6・4%増の5200億円、営業利益が26・9%増の45億円、経常利益が28・2%増の50億円、純利益が6・9%減の30億円と5月10日に公表した業績予想を据え置いた。
2019年11月25日発行