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子会社の福岡三菱自動車販売を吸収合併  九州三菱自動車販売    毛利社長は専務に


 九州三菱自動車販売株式会社(福岡市中央区薬院3丁目、西村政昭社長)は、10月1日付で、子会社の福岡三菱自動車販売株式会社(福岡市東区社領3丁目、毛利義文社長)を吸収合併した。毛利社長は九州三菱自動車販売の専務に就任した。
 両社間では従来から人事交流が活発で、統合によってさらに適材適所の人員配置や、管理部門の一本化による経費削減を進める。福岡三菱自動車販売の5店舗、従業員約70人はすべて同社が引き継ぐ。合併により、同社の店舗は95店舗、従業員は約1,000人になった。資本金などに変更はない。福岡三菱自動車販売の売上高は約30億円だが、「店舗統廃合なども今後考えられるため、合併後の売上高は未定」という。
 同社は「統合によってさらにアフターフォローなどサービスを充実させたい」と話している。
 九州三菱自動車販売は1951年4月設立、資本金は4億9,900万円。売上高は245億円(06年3月期)。KMGホールディングス株式会社(福岡市中央区薬院3丁目、西村政昭社長)を持ち株会社として熊本三菱自動車販売株式会社、日産南福岡販売株式会社、スズキ関門自動車株式会社など九州北部・中部の三菱、日産、スズキ系の自動車販売会社9社で形成するKMGグループの1社。