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子会社の業績増で経常益53・9%増 鳥越製粉中間期


週刊経済2021年8月17日発行

売上高は2・9%増の113億円

製粉業大手の鳥越製粉㈱(福岡市博多区比恵町、鳥越徹社長)の21年12月期第2四半期連結決算(21年1月~6月)は、売上高は前年同月比2・9%増の113億1千万円、経常利益は同53・9%増の7億300万円で増収増益だった。
外食需要減少の影響もあり、主力の製粉業の売上高は同3・0% 減と苦戦したが、低糖質食品シリーズの好調により、食品事業の売上高は同2・9%増と健闘し、連結増収をけん引した。また、一部連結子会社の業績増により、営業利益は同90・0%増の5億3400万円、中間純利益は同約2・7倍の5億800万円といずれも大幅増益となり、大幅減益だった前期からの改善が見られた。
通期の業績予想は、売上高は同3・3%増の226億円、経常利益は同4・3%増の10億200万円で増収増益を見込む。