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妊娠のための健康管理アプリに新機能 エンパワテック ソサエティー
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週刊経済2023年10月3日発行号
10月中旬リリース予定
女性の健康支援サービスを企画・開発・運用するエンパワテック ソサエティー㈱(福岡市中央区大名2丁目、廣重元子社長)は10月中旬、妊娠に向けた健康管理アプリ「Marbera(マーベラ)」で課金制の新機能をリリースする。
同社は昨年11月に、働く女性の妊娠や子育て、更年期などをサポートする健康管理アプリとして、法人向けに「Marbera」をリリース。そして今年8月にターゲット層を絞るため、「プレコンセプションケア(妊娠前の健康管理)」に特化したアプリ内容に刷新し、一般向けで提供開始した。妊娠のためのセルフケアプログラムや不妊治療スケジュールと連動した体調管理、不安や悩みを専門家にチャットなどで相談できる機能のほか、専門家のフルサポートサービスなどもそろえている。
その中で今回、ユーザーの不妊治療の段階や日々の記録に応じて、一人ひとりに最適化された情報を届ける課金制の新機能をリリースする。各個人に合ったメンタルケアや栄養、睡眠、運動などに関するコンテンツを提供していくもので、料金は1カ月税込1200円、3カ月同3千円。同社では「不妊治療は孤独感を抱えることが多いため、アプリを通じて前向きに健康的な生活を送れるサポートをしたい。また現在未婚でも、将来の妊娠を考えて利用されるユーザーの方もいる。今後、不妊の予防までカバーできるようアプリの機能拡充に努めていく」と話している。
同社は2012年12月設立。資本金100万円。従業員数5人。