女性職員の採用とキャリア形成を推進　九州電気保安協会

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年平均２人以上採用など

電気設備の調査・保安業の一般財団法人九州電気保安協会（福岡市中央区薬院１丁目、大島洋理事長）は、４月１日から３年間で女性の雇用とキャリア形成を推進する。
女性職員の採用実績（２０１６～１８年度）が全体の２５３人中２人と少ないことを受け、女性が働きやすい職場環境を作るとともにキャリア形成を図る。具体的には女性職員を年平均２人以上採用、採用実績が過去３年で０人の技術職については、１人以上の採用を目指す。また、キャリア形成においては女性管理職を１人以上の登用を目指し、女性がいない部署や少ない部署への配置や他協会の女性職員との懇親会やセミナーの実施などを通じてキャリアパターンの拡大を図る。
同協会では「引き続き仕事と家庭の両立支援とハラスメント教育を通じて女性活躍の推進に貢献していきたい」と話している。
同法人は１９６６年に経済産業大臣（旧通商産業大臣）の許可を受け、公共の福祉の増進に寄与することを目的に設立。１本部、８支部、５０事業所（九州全域）を配置している。

2019年4月16日発行