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女性目線の電気トラブル請負で経営革新承認 創伸テクニカルサービス


福岡県から

電気設備工事などの創伸テクニカルサービス㈱(太宰府市水城3丁目、黒岩幸子社長)は2月28日、女性スタッフによる電気トラブルの請負サービス「でんきのNecお助けたい」で福岡県から「経営革新計画」に承認された。

同事業は、生活者目線のサービス提供と女性の雇用促進を目的に2015年1月に立ち上げ市場調査をしてきたが、今回本格展開を見据えて今年1月25日に申請し、承認された。同サービスでは主婦層など女性スタッフのみで構成し、主にシニア層をターゲットに消費者との接点となる窓口業務から、電気設備に関する施工、修理、メンテナンス、アフターサービスの提案まで、男性にはない女性特有の柔らかな表現力や感性を駆使し展開する。短時間勤務を可能にするなど柔軟な就労環境を強みにまずは太宰府エリア担当として約20人体制の構築を目指す。黒岩社長は「女性目線を強みに、シニア層が安心できるサービスを展開し、県南部へのエリア拡大を目指したい」と話している。

同社は1993年創業、2010年1月設立。資本金500万円。空調設備やオール電化設備事業、技術者育成事業、コンサルティングなどを手掛けている。出先は本社のほか北九州事務所(北九州市戸畑区)と福岡倉庫(太宰府市国分1丁目)を置く。

2018年3月13日発行