女性人材育成のネットワーク事業を受託　福岡女子大学

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週刊経済2023年9月5日発行号

県主催の事業を受託

公立大学法人福岡女子大学（福岡市東区香住ヶ丘１丁目、向井剛学長）は８月１６日、県内で働く女性を対象にさまざまな分野でキャリアを積んだロールモデルとの出会いを提供するネットワークサービスを開始した。
県が主催する女性人材育成のためのネットワーク事業の運営を受託したもので、サービス名は「福岡キャリア・カフェ」。福岡で働く女性を応援する情報誌「アヴァンティ」創業者の村山由香里氏を統轄コーディネーターに迎えての企画運営。役員や部長、再就職後の役職登用者、起業者やパラレルワーカーなど多様なキャリアをもつロールモデル２２人が、利用者に対して会員限定ＳＮＳ（ＬＩＮＥオープンチャット・非公開）などでキャリアアドバイスを手掛ける。また、毎週水曜日の午後６時半～同８時半にコワーキングスペースＱ（同市博多区博多駅中央街）でロールモデルを講師に招いてのトークイベントや少人数での座談会などを定期開催するほか、９月からロールモデルとのマッチングも開始する。サービスの登録や利用料は無料で、運営期間は来年３月まで。同学では「２０２３年版のジェンダーギャップ指数が過去最低の１２５位となった日本において経済分野での女性活躍の環境づくりは喫緊の課題。多様なロールモデルとの対話や交流機会を創出していきたい」と話している。