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奈多店が遠隔服薬指導の認定を取得 ココカラファイン薬局奈多店


オンラインで服薬指導が可能に

ドラッグストア・調剤薬局のココカラファイン薬局奈多店(福岡市東区奈多3丁目、宮㟢美世薬局長)は、9月5日付で福岡市国家戦略特別区域法を活用した遠隔服薬指導事業の事業登録者としての認定を取得した。
㈱ココカラファイン(横浜市港北区、塚本厚志社長)では、かかりつけ薬剤師の取り組みを積極的に推進しており、その一環として在宅服薬指導をほぼすべての調剤取り扱い店舗で実施。今回、オンラインで服薬指導を行う「遠隔服薬指導」を開始することでより患者の利便性向上を図るとともに、在宅服薬指導に関する事務作業の効率化を進めていく。ドラックストア企業の認定は全国で初としている。
福岡市のほか名古屋市、養父市が遠隔服薬指導事業の国家戦略特区に指定。現在、福岡では8企業16薬局が認定を受けている。通常、薬剤師による服薬指導は対面で行うことが義務づけられているが、国家戦略特区においては①オンライン診療が行われていること②患者と調剤薬局が国家戦略特区内に居住・所在していること③患者が交通不便地域に居住していることの3つの条件を満たしている場合に遠隔服薬指導が可能となっている。
同社は2008年4月設立。資本金10億円。

2018年9月19日発行