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太陽光発電量予測サービスを正式提供開始 Tensor Energy
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週刊経済2023年8月1日発行号
発電所ごとにAIモデルを最適化
再生可能エネルギー(再エネ)発電所と蓄電池の運用最適化プラットフォームを開発するTensor Energy㈱(テンサーエナジー・福岡市中央区大名2丁目、堀ナナ代表、フィルター・ヴィンセント代表)は6月29日、太陽光発電量予測サービスの正式提供を開始した。
再エネ発電所の運用・管理をサポートするクラウド型プラットフォーム「Tensor Cloud」の機能で、これまで発電所で実証を進めており、今回から正式に有料での展開を開始した。発電所ごとにカスタマイズされたAIモデルによる発電量予測で、予測誤差を低減できるのが特徴。また月額のサブスクリプション方式であるほか、各発電所の容量に応じた価格設定により、小型分散型の発電所も導入しやすい料金体系にした。今年度、100MWの発電所への導入を目標にしている。堀代表は「反響を多くいただき感謝している。引き続き、お客さまのフィードバックをもとにサービスの改善と進化を続け、精度向上に向けた技術開発にまい進していきたい」と話している。
同社は2021年11月設立。資本金7253万円。