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太陽光パネル付き3階建て倉庫が完成 環境テクノス


週刊経済2023年5月16日発行号

環境経営の提案にも活用

環境総合コンサルタントの環境テクノス㈱(北九州市戸畑区中原新町、鶴田直社長)が、本社敷地内に建設していた3階建て倉庫が3月20日に完成した。
建築面積は160㎡、延べ床面積は480㎡。屋根には年間出力2万5647kWの太陽光パネルを設置しており、本社で使用する電力の12・5%を補う見込み。また、社用車5台をHV・EV車に切り替え、再生可能エネルギーの蓄電にも活用していく。今後は社用車17台のHV・EV車への切り替えや、駐車場へのソーラールーフ導入も検討予定で、自社の再エネ・省エネモデルのシミュレーションデータをサンプルとして、環境経営の提案にも活用していくという。
同社では「中小企業は事業投資と合わせた成長戦略の上での脱炭素化がマスト。データを蓄積・分析し、継続性と持続性をポイントととした提案につなげていきたい」と話している。
同社は1973年12月創立、資本金4千万円、従業員数は62人。