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太陽光と蓄電池など組み合わせた新システムを販売 自然電力
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サービス名は「ミニマムグリッド」
自然エネルギー発電開発の自然電力㈱(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙社長)は6月10日、太陽光パネル、蓄電池、最適制御システムを組み合わせた新たな太陽光発電システムの供給を開始した。
サービス名は「ミニマムグリッド」。太陽光パネル、蓄電池、最適制御システムを組み合わせた太陽光発電システムで、快晴時に電気を自給自足し、火力・原子力などの大規模な発電所や送電線に頼る時間を減らす。平常時の電気代が高い時間帯や電力使用量が多い時間帯に積極的に蓄電池の電気を利用することでより安く電気を利用でき、停電時にはエネルギー拠点として独立して電気を供給することが可能。太陽光パネル、蓄電池、最適制御システムを組み合わせたメリットを最大限活用しながらも、くもりが続く時期や電力を多量に使う時は送電線から電気を購入するため、安定して電気を利用できる。施設単体の防災対応力を高めるだけでなく、地域コミュニティにおける防災用のエネルギー拠点としての活用を見込んでいる。
同社ではその第1号事例として、宮崎県都城市の福祉施設「長遊園」に、太陽光発電設備と産業用蓄電池、最適制御システムを一括で納入。2020年5月に運転開始、6月10日に引き渡しを完了している。
2020年7月7日発行