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太宰府市観世音寺に住宅型有料老人ホーム 誠心


入居者もパート雇用

住宅型有料老人ホームを運営する㈱誠心(太宰府市観世音寺1丁目、吉松泰子社長)は8月1日、同町内に3階建ての新施設を開設した。
場所は県道76号筑紫野太宰府線「大宰府政庁跡」交差点東側の住宅街。敷地面積825㎡、3階建てで延べ床面積1220㎡。1階がデイルーム、文化ルーム、食堂、相談室、浴室。2階が居室14室、リビング、談話室、浴室。3階が居室14室、リビング、談話室、浴室。居室は専有面積が15㎡で料金は21万円程度になる。施設名は「あくらすj」。入居対象者は自立から要介護2。食堂はオープンキッチンで、午前9時から午後6時の好きな時間に自由に食事ができるバイキング方式。また、入居者も清掃やテーブルセッティングなどの業務に関わることで働ける環境を整えており、15分や30分コースの時間制でパート雇用する。吉松社長は「地域創生型施設としてサークル活動など地域と交流の場をもち、街づくりのきっかけとしたい」と話している。
同社は2004年7月設立、05年介護付有料老人ホーム「アクラス五条」開設を皮切りに、住宅型有料老人ホーム「プランダムール」、「アクラスタウン」、サービス付き高齢者向け住宅「アクラスヴィレッジ」を運営する。

2018年8月28日発行