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太宰府の分散型ホテル2棟を開設 太宰府Co‐Creation


週刊経済2021年2月23日発行

3月27日に

西日本鉄道㈱や三井住友ファイナンス&リース㈱、㈱福岡銀行が共同設立した㈱太宰府Co-Creation(太宰府市宰府3丁目、財部幸司社長)は3月27日、同町内にある古民家を改修し、新たにホテル2棟をオープンする。
2019年10月、太宰府天満宮周辺で宿泊棟が各所に分散したタイプのホテル「HOTEL CULTIA 太宰府」を開業。同社が各所の古民家所有者から物件を賃借し、宿泊・飲食施設に改修したもので、その1棟目として「古香庵」(フロント・レストラン併設)をオープン、今回はそれに次ぐ宿泊棟として第2棟「好古亭(こうこてい)」(7室)と第3棟「梅花(ばいか)」(2室)の計2棟9室を改装オープンした。素泊まり料金は2人1室4万4千円程、1泊2食付きが2人1室6万3千円程(料金は利用人数や時期に応じて変動し、1室あたり最大4人まで宿泊可能)。予約は2月11日から開始している。運営は事業再生コンサルティングなどのバリューマネジメント㈱(大阪市北区、他力野淳社長)に委託している。
同社では「今後も沿線の観光地における新たな観光需要の発掘・発信を推進し、沿線地域の活性化に努めていく」と話している。  同社は2019年1月設立。資本金は8千万円。