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太宰府に古民家宿泊施設オープン 太宰府Co‐Creation


10月4日

西日本鉄道と三井住友ファイナンス&リース、福岡銀行が共同で設立した㈱太宰府Co‐Creation(太宰府市宰府3丁目、髙田洋一社長)は10月4日、同町内にホテルを開業する。
太宰府天満宮周辺の古民家宿泊事業で、同宮余香殿西側の旧料理店「古香庵」を含む3つの古民家を宿泊施設に改修おり、先行してフロントとレストランを併設した旧古香庵の施設をオープンする。宿泊施設の名称は「ホテル・カルティア 太宰府」。歴史ある佇まいはそのままで、家具や装飾には令和ゆかりとなった万葉集の和歌の季語をモチーフにした沿線地域の伝統工芸品を用いる。客室は36㎡~58㎡の全4室で、価格帯は宿泊利用が2人1室利用で6万3000円程度(1泊2食付き)、食事なしの場合4万4000円程度の高級ホテルとして国内は女性グループ、夫婦・家族などの個人旅行客、海外は日本文化に興味のある訪日個人旅行客が主なターゲット。料金は利用人数、時期などで変動し、1室4人まで宿泊可能。レストラン(50席)では、福岡県の特産品や国内外の高級食材を使用した、フレンチをベースにした料理を提供していく。ランチが2800円~、ディナー6800円~。また周辺施設と連携した体験プログラムなども用意する。
専用ホームページや大手旅行サイトで8月1日から予約開始し、来春に、ほか2棟(計9室)も営業を開始予定。

2019年8月20日発行