天神３丁目に福岡支社を移転　東京のＢＴＭ

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週刊経済2023年5月30日発行号

入居ビル建て替えのため

ＤＸ推進事業の㈱ＢＴＭ（東京都渋谷区、田口雅教社長）は４月２４日、福岡支社（福岡市中央区天神２丁目）を同区天神３丁目に移転した。
入居ビル（福岡天神センタービル）の建て替えに伴うもの。新オフィスは昭和通り沿いの「ピエトロビル」５階。オフィス面積は従来と同程度の１４０㎡。福岡所属のスタッフ数は３３人。同社は、企業にエンジニア人材を提供する「ＩＴエンジニアリングサービス」とＤＸコンサルやシステム開発を手掛ける「ＤＸソリューションサービス」の事業で構成している。エンジニアはフルリモートで仕事ができる体制を整えており、案件に対して拠点に関係なくチーム編成し、対応している点が特徴。同社では「仕事面においては顔を合わせずとも問題ないが、仲間意識を高めるため同じ拠点のメンバー同士でコミュニケーションを取れる場にしている。現在、全員出社日は月２回程度」と話している。
同社は２０１１年８月設立。資本金１億７４８３万７５００円。２２年１２月に東京証券取引所グロース市場に上場。全国に１１拠点を展開。地方のⅠＴ人材を活用したリモート開発体制が特徴。主力の「ＩＴエンジニアリングサービス」では、自社エンジニアだけでなく、約６５００件のアカウント数（同業の協力会社などの連絡先）を生かした外部ＩＴ人材のマッチングによる人材調達を強みにしているという。２３年３月期売上高は３５億４８００万円。従業員数は１４７人（２２年３月末時点）。