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天神2丁目にWebサービス開発拠点 東京のサーキュレーション


2020年めどに30人体制へ

プロフェッショナル人材のシェアリングサービスを運営する㈱サーキュレーション(東京都渋谷区、久保田雅俊社長)は5月1日、福岡市中央区天神2丁目にWebサービスの開発拠点「CIRCULATION Technology Lab:以下福岡ラボ」を開設した。
場所は商業施設・福岡パルコ新館5階のシェアオフィス「The Company」内。同社は今年1月、Webサービスの専門組織を創設しており、テクノロジーを活用した事業展開を進めている。これまで東京本社のみだった開発拠点を拡大し、エンジニア部隊を拡充することで、主にAIやブロックチェーンを活用した新規事業や新サービスの開発に注力していく。今後の実証実験や研究開発は福岡ラボをメーンに取り組んでいく予定。
開設当初は大谷祐司執行役員CTOをはじめスタッフ5人で、2020年までに30人体制を目指す。福岡での現地採用に加え、U・Iターン希望のエンジニアを積極的に採用していく。大谷執行役員CTOは「福岡発のグローバルビジネスを作っていきたい。優秀なエンジニアの育成にも力を入れていく」と話している。
大谷執行役員CTOは山口県下関市出身。1980年9月16日生まれの37歳。國學院大學文学部卒。卒業後、数社でシステム開発や新規事業の企画・推進、インターネット広告事業のシステム部門を立ち上げ、グループ会社の技術責任者なども経験。2013年にはインテリジェンスに入社し、グループ全体のエンジニア組織を構築。その後福岡初のIoTベンチャー企業のCTOを経て、18年1月サーキュレーション入社し、CTOを務める(現任)。趣味はプログラミングや車、プラモデル制作。

2018年5月22日発行