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天神2丁目に事業構想大学院大学を開校 日本教育研究団


唐池JR九州会長などが客員教授

学校法人日本教育研究団(東京都、東英弥理事長)は2018年4月、福岡市中央区天神2丁目に社会人などを対象とした専門職大学院「事業構想大学院大学」の福岡校を開校する。

同校は文部科学省の認可を得て2012年に東京で開校した大学院。福岡は東京、同時開校する大阪に続き3校目となる。現在、全国各県への展開を計画しており、福岡市は政府の国家戦略特区に指定されるなど“創業“面のポテンシャルが高いと判断し、他県に先駆けて開校する。JR九州の唐池恒二会長、福岡地所の前社長の石井歓氏などが客員教授として授業を受け持つ。

場所は天神センタービル7階の宣伝会議のオフィス内。会議室などに利用していたスペースを改装し、講義室やラウンジ、自習室などを設ける。修業年限は2年間で、34単位以上の履修と構想計画書の作成を修了すると、事業構想学士(MPD)の学位を授与される。授業日は平日夜間と土曜日。募集人員は20人。学費は入学金が10万円、年間学納金が160万円。20人程度の募集を予定している。同校では「福岡は新しいもの対応する柔軟性が高く、東京で開校したときよりも事業構想について理解していただいている」と話している。

2017年11月21日発行