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天神1丁目にファッションの研究拠点 千葉のスタートトゥデイ
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東京に次ぐ2拠点目
ファッション通販サイトZOZOTOWN(ゾゾタウン)を展開する㈱スタートトゥデイ(千葉市美浜区、前澤友作社長)は7月2日、福岡市中央区天神1丁目にファッションを数値化し科学的に解明するプロジェクトチーム「スタートトゥデイ研究所」の福岡拠点を開設した。
東京に次ぐ2拠点目で、名称は「スタートトゥデイ研究所 福岡」、場所は博多大丸向かいの「天神121ビル」7階。事務所面積は236㎡で、同社の子会社でサービス運用や技術開発などのスタートトゥデイテクノロジーズ(東京都渋谷区、久保田竜弥社長)のエンジニアの社員らで構成し、現在スタッフは福岡責任者の大久保貴之Ph.D.以下15人。
同拠点では「ファッションを数値化する」をミッションに3つの研究を進めていく。まず服作りの研究では、オートデザインや新素材、新生産ラインなど服作り全般に研究に取り組む。次に似合う研究では、「似合う服とは」、「素敵な組合せとは」などファッションの数理モデルの獲得と実用化の研究。そしてサイズの研究では、スタートトゥデイが提供する採寸ボディスーツ「ZOZOSUIT」の進化に寄与する人体計測の技術研究。今後は研究者を積極的に採用し、3年後めどに50人規模にしていく。同社では「研究組織や大学との共同研究も計画中で、修学支援制度などの導入も予定しており、若手研究者にさらなる活用の場を提供することで雇用を創出し地域社会に貢献していく。さらに研究活動を通じたスタートトゥデイグループのより一層の事業拡大とファッションを化学的に解明した先にある新しい価値を社会に提供することを目指す」と話している。
スタートトゥデイは1998年5月21日設立。資本金13億5990万円。従業員数904人(グループ全体)。
2018年7月18日発行