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天神支店を天神2丁目の福岡証券ビルに移転  西日本シティTT証券    1・8階に合計718平方m


 株式会社西日本フィナンシャルホールディングス(西日本FH)傘下の西日本シティTT証券株式会社(福岡市博多区博多駅前1丁目、河谷充社長)は3月6日、同市中央区天神1丁目の天神支店(宇治川寛支店長)を天神2丁目の福岡証券ビル1・8階に移転した。
 同支店は2010年5月に同社が営業開業した際、同社に共同出資する東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の子会社、東海東京証券株式会社から福岡支店を分割・承継した店舗で、現在従業員29人が在籍する同社最大の営業拠点。福岡証券取引所も入居する同ビルへの移転で、「今後も地域の中でお客さまに一番近く、最も選ばれる証券会社を目指していきたい」(同社)と話している。
 福岡証券ビルは明治通り沿い、福岡市地下鉄天神駅から西へ徒歩2分ほどに立地。新店舗の床面積は1階が304平方m、8階が414平方mで、旧店舗よりも若干広くなった。1階にはラウンジをはじめ、相談ブースや応接室、最大35人収容のセミナーを完備。8階にも拡張した相談ブースや応接室を備えるほか、執務室・バックヤードとなっている。また、明治通りに面した1階ショーウィンドウには、「躍動」を一貫したテーマに絵画作品やイラストレーションを制作し、雑誌「Tarzan」の表紙やナイキなどのビジュアル制作で知られる福岡県出身のアーティスト、山下良平氏の作品を数カ月ごとに作品を替えて展示する。
 同社は西日本シティ銀行と東海東京FHDの共同出資で、10年5月に九州初の地銀の証券子会社として営業開業。資本金30億円。昨年10月に西日本シティ銀行グループの持ち株会社発足に伴い、現在の株主構成は西日本FH60%、東海東京FHD40%。現在、県内9店舗、県外3店舗の12店舗を展開。役職員は191人。