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天神地区の街づくり応援するSDGs私募債 西日本シティ銀行


週刊経済2022年1月18日発行

第1号案件に日建建設の社債引き受け

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、村上英之頭取)は、寄付/SDGs認証支援型の新たな私募債「We Love天神応援私募債」の取り扱いを開始し、第1号案件として12月28日に総合建設業の日建建設㈱(同市中央区六本松3丁目、金子幸生社長)が発行する私募債を引き受けた。
これは持続可能な社会の実現を目指し、地域金融機関ならではのSDGsへの取り組みを推進する一環で、寄付を通じて天神地区の街づくりに貢献したいという企業ニーズに応えた。同私募債は、顧客企業が発行する私募債の発行額の0・2%に相当する金額を、天神地区のエリアマネジメント団体「We Love 天神協議会」に同行が寄付をする社債。他の寄付/SDGs認証支援型私募債と同様、(公財)九州経済調査協会によるSDGsへの取り組み状況の調査を踏まえ、同行が発行企業に対してSDGs認定証を贈呈する。
日建建設は1946年10月創業、50年3月設立。資本金5千万円。設立以来、福岡市とその近郊を中心に、公共施設をはじめ集合住宅、商業施設、医療・福祉施設など多くの建築実績を持つ。高い技術力と安全性で顧客との信頼を築くとともに、2011年5月に環境省が定めた環境経営システムに関する第三者認証・登録制度「エコアクション21」認証を取得するなど、自然環境に配慮した仕事を通して社会貢献に取り組んでいるという。今回の私募債は5回目の無担保社債で、発行額は5千万円。償還期間は5年。