天神地下街にスキンケアブランド新店舗　沖縄のコーカス

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週刊経済2023年9月12日発行号

「ＳｕｉＳａｖｏｎ‐首里石鹸‐」

スキンケアブランド運営やコールセンター、保育事業の㈱コーカス（那覇市、緒方教介社長）は８月４日、福岡市中央区天神２丁目に新店舗「ＳｕｉＳａｖｏｎ-首里石鹸-天神地下街ギャラリーショップ」をオープンした。全国１８店舗目。
これまで県内では博多や天神エリアにポップアップを出店していたが、常設店は初めて。場所は東４番入口近くで、店舗面積は約４３㎡。商品は「ボタニカルハンドメイド洗顔石鹸」をはじめとするスキンケア、ヘアケア商品などで、色や香りの違いも含めて約１５０アイテムをそろえる。平均客単価は４８００円。スタッフ数は６人。初年度売り上げ目標は約８千万円。営業時間は午前１０時～午後８時まで。今後、全国で年間５店舗ペースでの出店を構想している。緒方教介社長は「オープンした８月は好調で、観光客よりも福岡地域の方によく来店いただいている。沖縄を知ってもらうきっかけの場となるとともに、従業員が沖縄県外で働ける場を創出するため、今後も出店を進めていく」と話している。
同社は２０１１年４月設立。資本金５千万円。１６年にスキンケアブランド「首里石鹸」事業を開始した。沖縄県内に１３店舗のほか、大阪２店舗、東京、名古屋に各１店舗展開。