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天神中央公園西中洲エリアの照明をリニューアル 福岡県


週刊経済2023年8月1日発行号

福岡市「リバーフロントNEXT」と連携

福岡県(服部誠太郎知事)は7月20日、県営天神中央公園西中洲エリア(福岡市中央区)のライトアップをリニューアルした。
福岡市(高島宗一郎市長)が取り組んでいる、川に向かって開かれ、水辺を生かしたまちづくり「リバーフロントNEXT」と連携し、西中洲エリアの魅力を向上させる目的。新たに、公園周辺の護岸約50メートルを照らす照明や、公園内の「FUKUOKA」モニュメントの照明、樹木や明治通り側のエントランスを照らす照明を新設し、夜間景観の魅力や公園内の明るさの創出を図る。点灯時間は日没から日の出までを基本とし、園路灯は午後6時から翌午前4時、護岸灯は午後6時から翌午前1時、貴賓館の照明は午後7時から翌午前4時まで。貴賓館と「FUKUOKA」モニュメントの照明はプログラムで連動し、色を変更することが可能で、季節ごとのイベントや各種週間・月間に合わせて色を変える方針。
同日の記念式典で、服部知事は「公園がある西中洲エリアは天神と中洲の境目で、福岡市の『天神ビッグバン』でも東の入り口と位置付けられている重要なエリア。県としても景観を生かした再整備に取り組んできた。アクロス福岡南側にある同公園の天神エリアでも、飲食施設の導入に向けてサウンディング調査を実施している。この場所のにぎわいづくりを通じて、市の元気を県内各地に届けたい」、高島市長は「昨年、服部知事と共同会見を開き、リバーフロントNEXTを連携して推進していくことを発表した。今回のライトアップは、このエリアを川に開かれたまちに変えていく上で大きな力になる。川を中心に天神と博多をつなぎ、歩いて楽しいまちづくりに、県と市で力を合わせて取り組んでいきたい」とあいさつした。