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天神中央公園西中洲エリアの再整備工事に着手 福岡県


来年8月供用開始へ

福岡県(小川洋知事)は11月12日から、天神中央公園(中央区天神1丁目)再整備事業の工事に着手した。
再整備事業は、同公園内で那珂川と薬院新川の間に位置する西中洲エリアにカフェやレストランなどの飲食施設、公園利用者向けの休養施設を新設するもので、9月に西日本鉄道㈱を代表構成団体とするグループを施設等整備の事業者として選定していた。飲食店は床面積約310㎡、約200㎡の2施設、休養施設は約50㎡を予定しており、これらの施設整備の事業費は約2億6000万円。県では施設の工事に備えて、支障となる既存施設や樹木の移設・撤去や那珂川護岸のかさ上げなどを実施するほか、公園利用者の安全に配慮して工事範囲に仮囲いを設置する。飲食店等の整備は来年1月からを予定しており、同8月の供用開始を目指す。
県公園街路課では「来年はラグビーワールドカップが開催されるなど、インバウンドのさらなる増加が予想される。イベントに備え、来年夏をめどに供用を開始したい」と話している。

2018年11月13日発行