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天神・渡辺通りの路線価は11・1%増の700万円 福岡国税局


都市圏中心に最高路線価は2けた増

福岡国税局が7月2日に発表した2018(平成30)年分の税務署管内最高路線価によると、県内18税務署のうち、博多など福岡都市圏5署の路線価(1㎡あたり)が前年比2ケタ増となっていることが分かった。
このうち、最も高かったのは福岡市中央区天神2丁目・渡辺通りで前年比11・1%増の700万円でトップ。2位は同市博多区博多駅前2丁目・住吉通りで同18・2%増の461万円。3位は同市早良区西新4丁目の明治通りで同9・1%増の60万円、4位は同市東区千早4丁目・千早並木通りで同15・8%増の33万円、5位は春日市春日原北3丁目・春日原駅前通りで同12・8%増の22万円と続く。
北九州エリアでは北九州市小倉北区京町3丁目の平和通りが前年比3・9%増の53万円と前年比の伸び率4・1%を0・2ポイント下回ったものの、前年を上回った一方、八幡、若松両税務署管内の最高路線価は前年を下回り、同市八幡西区黒崎1丁目の国道3号通り沿いは同2・8%減の17万5000円、若松区高須東4丁目の高須南高須西1号通りは同1・2%減の8万円。門司税務署管内の最高路線価は前年並で、門司区柳町2丁目の駅前通りは14万円だった。県南部では久留米、大牟田税務署管内は前年並、八女税務署管内の筑後市山ノ井は同2・1%増の4万9000円と前年増だったものの、大川税務署管内は2・4%減の4万円。筑豊、京築エリアは直方、飯塚、田川、行橋管内は前年並だった。

2018年7月10日発行