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天神・大名地区に明太子アンテナショップ  博多屋    33平方メートル程度の路面店を


 明太子メーカーの株式会社博多屋(粕屋郡新宮町大字下府、宮崎彰義社長)は、近く、天神・大名地区にアンテナショップの出店を検討している。
 同社は昨年7月から贈答用の新商品「博多屋献上七味明太子」などを発売開始。同12月からはインターネットショッピングサイト「楽天」にも出店するなど、本格的な通販業務スタートに伴うもので、消費者動向を探り、店頭販売もできる都心型店舗の出店を計画するもの。出店予定地は天神・大名地区で、33平方メートル程度の小型店舗、人通りの多い道路の路面店を検討している。なお、新商品「博多屋献上七味明太子」は、450gの5本から8本入りが6,800円、270gの4本から7本入りが4,200円。主原料であるスケトウダラの真子はアラスカ産、本漬けの仕込みにはアルコール度数の違う国産米日本酒と国産米きり酒を使用。独自開発した七味唐辛子と手もみ四万十川糸青のり、白・黒・金ゴマ、柚子など17種類の香辛料を21工程の加工を施すなどでこだわりの味を追求している。
 同社は1985年11月設立、資本金は2,000万円、売上高は29億円(06年4月期)、従業員数は180人(うち正社員は26人)。工場は新宮、福重の2ヵ所。営業所は東京、大阪、仙台の3ヵ所。
 宮崎社長は1946年2月25日生まれの61歳。大分県出身。大分県立水産高校卒。趣味はテニス、料理。