天神ロフトに西日本最大級のｅスポーツ総合施設　ＱＴｎｅｔ

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週刊経済2021年4月6日発行

プロから初心者まで対象に普及促進

九電グループの情報通信事業会社、㈱ＱＴｎｅｔ（福岡市中央区天神１丁目、岩﨑和人社長）は今夏、同区渡辺通４丁目の天神ロフトビル８階にｅスポーツスタジアムを開設する。
同スタジアムは、ｅスポーツに身近に触れることができるｅスポーツ総合施設。延べ床面積は約６１０㎡と西日本最大級のスペースを有し、ＱＴｎｅｔの超高速・大容量のインターネット回線によりストレスフリーなプレー環境を体験できる。ｅスポーツのプレーはもちろん、ｅスポーツ大会の開催・配信や体験講座や交流イベントなども開催し、プロから初心者まで気軽に楽しめる施設とする。
また、昨年１月に子会社化した㈱戦国（福岡市中央区）が運営する国内有数のｅスポーツチーム「Ｓｅｎｇｏｋｕ Ｇａｍｉｎｇ（戦国ゲーミング）」のホームスタジアムとして使用。プロ選手との交流イベントなども定期的に開催し、九州のファンが集う、ｅスポーツの聖地を目指すという。ＱＴｎｅｔでは現在、本コンセプトに賛同しｅスポーツビジネスを一緒に盛り上げるパートナーを募集。同スタジアムを広告、サンプリング、商品展示など、効果的な販促・ＰＲにつながる場所として提供していく。ＱＴｎｅｔでは、「同スタジアムを通して、ｅスポーツの普及・発展に貢献するとともに、世界的プレーヤーの育成など、世界につながるスタジアムとして挑戦していきたい」と話している。
戦国ゲーミングはＰＣオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」の国内プロリーグで２０２０年ｓｐｒｉｎｇ大会準優勝を果たすなど活躍中。今年２月からは、注目のＰＵＢＧモバイルプロリーグ（ＮＴＴドコモ主催）にも参戦している。