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天神エリアで即時配達サービスの実証実験 ヤフーとイオン九州


イオンショッパーズ福岡店の約150種類対象

 ヤフー㈱(東京都千代田区、川邊健太郎社長)とイオン九州㈱(福岡市博多区、柴田祐司社長)は3月16日から、即時配達サービス「PayPayダッシュ」の実証実験を開始した。
イオン九州とソフトバンク㈱(東京都港区、宮内謙社長)やグループ企業が連携した、物流分野での施策の第2弾。対象エリアは天神・博多エリアの一部で、イオンショッパーズ福岡店(同市中央区天神4丁目)の弁当やパン、飲料、菓子など約150種類の商品を配達する。ユーザーは「PayPayダッシュ」のアプリ上で配達先を指定し、商品を注文すると、配達員が店舗で該当商品をピックアップし、自転車で配達先に届ける。商品は最短30分で受け取ることができるという。支払いは、商品受け取り時にユーザーのアプリ上で行う「PayPay」決済、商品注文時にアプリ上で行うクレジットカード決済から選択できる。送料は3月31日まで無料、4月1日以降は注文状況などによって変動する。実証実験の終了時期は未定で、この実験により実店舗から配送先までのラストワンマイルの即時配達ニーズを把握し、今後の取扱商品の拡大や、他の地域での展開を検討するという。

2020年4月7日発行