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天満宮で4年ぶりニコライ氏のフラワーアート展 東京のNicolai Bergmann Flowers&Design


週刊経済2022年9月27日発行

 デンマーク出身フラワーアーティストのニコライ・バーグマンが手掛けるフラワーアート展が10月20日から23日までの4日間、太宰府天満宮(太宰府市、西高辻信宏宮司)と宝満宮竈門神社(同)で開催される。
ニコライ・バーグマンが2000年に考案したフラワーボックスは、フラワーギフトの定番となり、国内外に14店舗のフラワーブティック、カフェ、アートギャラリーを展開、福岡には岩田屋新館に店舗を構えるほか、ファッションやデザインの分野において世界有数の企業と共同デザインプロジェクトを手掛けている。一方、学問・文化の神様として菅原道真公を祀る太宰府天満宮は近年「太宰府天満宮アートプログラム」を立ち上げ、その時々の最先端のアートを受容し発信することで次代に文化を継承している。2014年に同宮で初めてニコライ・バーグマンの個展を開催。以来、隔年テーマを持って開催してきたがコロナ禍により20年は中止になり、4年ぶり4回目となる。
今回のテーマは「THE FLOWER BOX EXHIBITION IN DAZAIFU」とし、これまでに作った100以上のフラワーボックスと、境内のあらゆる箇所に同宮のイメージを膨らませたフラワーアートを展示するという。時間は午前9時~午後5時。屋外展示は入場無料だが、宝物殿など屋内展示は入場料1200円。同事務所では「世界にたったひとつしかないアート作品も展示する。フラワーデザインの新たな世界を体感していただきたい」と話している。