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大麦若葉末を関与成分素材とした機能性表示食品 東洋新薬
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週刊経済2025年2月19日発行号
睡眠訴求の機能を確認
健康食品、化粧品の総合受託メーカー、㈱東洋新薬(福岡市博多区博多駅前2丁目、服部利光社長)は「大麦若葉の繊維青汁SL(エスエル)」を届出し、2月3日に機能性表示食品として公開した。
これまで研究を重ねてきた大麦若葉末(出穂前の大麦の茎葉部分を乾燥させ微粉砕加工したもの)の機能性について、新たな作用として「睡眠訴求」を確認した。大麦若葉由来食物繊維を機能性関与成分とする睡眠訴求の機能性表示食品は日本初(同社調べ)。腸内環境と脳が互いに影響を及ぼすとされる脳腸相関に着目し、新たなヒト試験データをもとにSR(システマティックレビュー)を作成、「睡眠の質(起床時の眠気)の改善に役立つ」旨の表示で届出した。大麦若葉由来食物繊維は、大麦若葉末に含まれる成分。「睡眠に関するニーズは新型コロナウイルス感染症の拡大以降高まっており、睡眠訴求において新しい選択肢になると考える。健康食品に限らず食品を通じて健康という付加価値を提供する企業に、幅広くアプローチしていきたいと考えている。その他の素材についても新たな可能性を見出し、付加価値の高い商品を提供していきたい」とした。